トゥールズインターナショナルは、科学技術館(東京都千代田区)で開催されました「第2回ワクエコ・カーモデラー教室」に、インダストリアルクレイの提供協力をいたしました。
主催:公益財団法人 日本科学技術振興財団・科学技術館 一般社団法人 日本自動車工業会
協力:日本カーモデラー協会(JCMA)
開催日時:3月21日(木) 10:00-12:00 (おてがるコース) / 13:30-16:00 (じっくりコース)
会場:科学技術館 東京都千代田区北の丸公園2-1
対象:クレイモデル造形に関心のあるお子様(事前申し込み制)
『ワクエコ』とは?
日本自動車工業会が出展する科学技術館の2F展示室『ワクエコ・モーターランド』の名称を冠して開催される本イベント『ワクエコ』には、二つの意味が込められています。一つは、若年層が車に関心を持たなくなっているという社会的傾向のなか、改めて車の楽しさ(ワクワクする気持ち)を多くの人に感じてもらいたいということ。もう一つは国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)に基づき、自動車産業においてもますますエコロジカルな考え方が求められており、展示やイベントにおいてそれを反映しているということを表しています。
日本カーモデラー協会とは?
国内の自動車・二輪メーカー22社に在籍している、現役のカーモデラーの協会です。カーモデラーや関連するスキルを持った人材の育成、技能の伝承、モデルを造形する技法の向上を目的として、情報交流・学術研究・親睦会などのイベントを活性化させ、日本の自動車産業の発展に貢献することを目的としています。
子どもたちは、それぞれ作ってみたい車のイメージ図や写真・模型などを持参。 カーモデラーと一緒に、様々な角度から資料と照らし合わせ、少しずつクレイモデルを理想の形に近づけます。
指先に力を入れて、中子に温めたクレイを盛り付けていくと、次第にしっかりと圧着された塊ができあがります。 少し冷めたら、ツールを使って、面を削り出していきましょう。
車らしいシルエットが見えてきました!タイヤハウスや、バンパーも忘れずに。全体のバランスが取れて、表面を丁寧にならしたら、フィルムを貼り付けます。あともう一息!
素敵なクレイモデルができあがりましたね。カーモデラーと一緒に、一生懸命頑張りました!
完成したモデルはクレイがしっかりと固まっているので、動かして遊ぶことができます。子どもたちは、オリジナルのクレイモデルを紙袋に入れて、お土産として持ち帰りました。
実際の自動車デザインの工程においても、今回のワークショップで使用されたものと同じインダストリアルクレイやツールを用いて、制作が行われています。日常の生活で身近に存在する自動車という工業製品が、手作業のモデリングを経てかたち作られていることが、少し身近に感じられるイベントだったのではないでしょうか。
本イベントは終了いたしました。
ご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
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日本カーモデラー協会(JCMA) 公式ホームページ
日本カーモデラー協会(JCMA)による前回のワクエコカーモデラー教室のレポートはこちら
http://jcma-web.jp/Event/18Wakueco/18Wakueco1.html
イベント 情報公開日:2019年4月11日